中国Bizコラム・CCIDの眼
2008年から10年にかけて、山寨ケータイ(模倣携帯電話)が中国の電子機器製造に大きな存在感を見せていた。その山寨ケータイを頼りに基本的な技術の蓄積を終えた民間の電子機器メーカーは、続々とIT大手と手を結び、苦しみつつも持続的な正規の経営を模索している。産業チェーンが整い、輸入品の「滋養」を受けたミドル・ローエンド端末が助走期間を終えた、現在のタブレットPCの情勢を考えれば、一気に攻め込む時期である。こうした中、中国のMAP市場はミドル・ローエンドのタブレットPCや千元スマートフォンを足場にスマートテレビも視野に入れており、市場の潜在力は大きい。
消費能力の両極分化が巨大なミドル・ローエンドタブレットPC市場を形成
アップルが2010年1月にiPadを売り出すやタブレットPCが世界を席巻し、、、>>続き
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