中国Bizコラム・CCIDの眼

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中国LTE設備市場は1,200億元(1.98兆円)突破へ

  中国移動は2013年、他社に先駆けて4Gの整備を進め、モバイル通信設備の新たな起爆剤とした。世界的なLTE拡大競争へと発展しそうだ。3G時代、中国移動の強みが徐々に縮小し、中国聯通や中国電信の手でハイエンドユーザーが次々に発掘されてしまった。そのため、中国移動は4Gに大きな期待を寄せている。同社は現在、入札調達により中国国内300以上の都市の中心地への配備を進めており、14年前半には全ての配備を完了する予定。国内の主要都市の全てが4Gに対応することになる。CCID(賽迪顧問)では、中国のLTE市場の規模は13年には420億元となり、配備の動きが活発化することで、15年には1,200億元(約1.9兆円)を突破すると予測する。


中国LTE設備市場

  • 発行者:ファーイースト・パートナーズ株式会社(CCID日本事務所)
  • データ :CCID(賽迪顧問)2013年11月
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