中国Bizコラム・CCIDの眼
2013年の世界の半導体市場は右肩上がり。伸びは周期的に回復
世界的な経済不況が続く中、2012年の半導体産業は世界的にも期待されていたような伸びが見られず、産業規模は却ってしぼんでしまった。通年で2,915.6億ドルと11年同期比で2.7%のマイナスだった。だが、第4四半期以降は好転の兆しが見え、13年に向けて期待が膨らんだことが安心材料となった。米国半導体産業協会(SIA)の発表によると、13年前半の売上高は12年同期比1.5%増の1,451億ドル。第2四半期は746.5億ドルと第1四半期の704.5億ドルから6%増え、過去3年で最大の伸び幅となった。SIAの予測では、13年の世界の半導体の収益は12年比2.1%増の2,978億ドルになるという。半導体市場は、13年末の数か月と14年で世界的に力強い伸びを見せ、産業としても周期的に伸びが回復するとみられる。
図1. 世界の半導体市場の規模及び伸び
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