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2013年の中国モバイル通信設備市場(14/3/28)

 2013年の中国経済は、世界経済が緩やかに回復する中、緩やかながらもプラス成長を見せた。年後半からは、国の情報消費促進政策に伴いブロードバンド中国戦略が正式に発表され実施に移された。4G免許が交付され、中国国内の三大キャリアのモバイル通信設備分野における投資の伸びは大幅に回復。LTEの整備が本格化し、中国のモバイル通信設備市場が3Gから4Gへと新たなステージに突入したことを印象付けた。


 一、2013年の中国のモバイル通信設備市場の振り返り


 2013年10月現在の中国のモバイル通信基地局装置市場の規模は、12年の同じ時期の9,355万8千局から13.5%増えて計1億617万3千局となった。通年では同年の1億1,777万5千局から9.1%増えて1億2,854万5千局となる見込みだ。


 図1. 2011-13年の中国モバイル通信基地局装置市場の規模


  続き>>、文字数:4,018、図:4、表:1


  • 寄稿:CCID(賽迪顧問)ソフトウェア・情報サービス研究センター
  • 監修:ファーイースト・パートナーズ株式会社(CCID日本事務所)
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