中国Bizコラム・市場ウオッチ
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富井 伸行 上海智造空間有限公司 総経理特別助理。
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『なぜ日系ドラッグストアは、中国でうまくいかないの?』
よく質問されます。同業の方からも、知人からも。日本でお馴染みのドラッグストアがなぜ、中国に進出しないの?と。あれば便利なのにと。「ぜったい売れるよ」と。ふだん何気なく不思議に思っていることを分析してみます。
鳥の目と虫の目で分析することで客観性を高める手法をとります。
鳥の目は、中国285店舗バラエティストア売上アップ責任者という「商売敵」からの目線、虫の目は、中国に8年間住んでいる地元の「お客」としての目線で。
では、ふだんあまり意識したことのない、日本のドラッグストアの特徴から。
(1)薬が売っている(買える)
(2)日用品が安い シャンプー、食器洗剤など
(3)店がたくさんある(便利)駅に近い繁華街などにたくさんありますね
ということは、少しだけ専門的に言えば、3つの業態機能があると言い換えることができるかもしれません。
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