富井　伸行 上海智造空間有限公司　総経理特別助理。 京都生まれ。札幌学院大学卒業。ニトリで17年修行を積む。（日本勤務10年+中国勤務7年。海外商品開発部長、海外品質部長、海外物流部長）その後、拠点を本格的に中国に移し、一伍一拾（イーウーイースー）中国版100円ショップ285店ローカル企業現職。営業本部長を経て、董事長直轄となり日本式最新モデル店舗を続々展開中。売上をUPさせた状態での標準化づくりの責任者。勤務時間外を使い、週20時間売場に立ち、ワーカーと作業し、お客を観察しつづけている完全現場主義者である。

　弊社「一伍一拾」は、中国上海から世界展開を目指している中国ローカルのチェーンストア。扱い商品は、食品あり雑貨ありの日本の100円ショップに似ている。現在中国全土に285店舗展開中。1日に8万人のお客様に買い物をしていただいている。今年の目標は１店舗あたりの売上を1.5倍にすること。並みの目標ではない。だからこそ、カネを使わずに知恵を使う。創意工夫によってこの絶壁のような課題をひょいひょいとコンビニへ買い物へ行くような気軽さで登りきりたいと思っている。売上を増やすために最も効果の高いやり方は、入店客数を増やすこと。具体的に言うと、店の前を通り過ぎるお客に一人でも多く店の中に入ってもらうようにすることである。これが『人気店をつくる４つのSTEP』そのSTEP1『１歩店内へ』である。日本の小売業の場合、店の前を100人が歩きすぎても店内に入る人は0.1％未満。1000人に１人の確率である。簡単に言うと、1000人に 2人入れば、売上が倍になる可能性がある。では、今すぐこの実験をやってみよう。という、、、>>続き

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